固定の認識に縛られる。船級で認められればOKとし、広く商品化の道を開くべきと思う
5. 必要
最大の把駐力係数と、継続的に引いた時の平均把駐力係数。但しモデルとなる底質も別途設定する必要ありと考えます。
6. 不必要
「アンカーの性能評価のための試験方法」については末尾の「解説」で触れればよい
7. 必要
現状の船級協会のテスト方案は、コストがかかりすぎる為余程数の出る錨でないとペイしない。但し、船級協会の承認がないと意味がないのも事実である。内容としては、ある決まった小型の実験設備で性能を確認し本体の強度等は強度計算、耐力テスト等で代替えするという様な内容が望ましい
8. 不必要
高把駐力アンカーの認定、アンカー製造等は各船級協会の規定によるものなので、あらためてJISで規格化する必要はないと考える/この規格を満足するものを、無条件で船級が承認することになれば意味があるが、外国船級に対してこれを承認してもらうことは非常に困難であると考えるので規格化に意味を見いだせない
9. アンカーのJIS化は不必要であるが、アンカーの性能をある基準以上に定める事は船の大小を問わず大切となる。この中で第一は海底の挙動、使い勝手、材質的強度などに分け、これを計らねばならないが個々の判断が確立していない(永いJIS化の為に討議する機会が失われ関係者が育成されなかった)今日、とうてい無理。無論アンカー同様JIS化は及びもっかないナンセンスであり、試験法は今後の課題である
10. 必要
規格として固有の形を指定しないでほしい/この様にすれば船主又はメーカーの開発への意欲が高まり世界的にも優れた物が主流となり又更に発展性が期待できる/この例としてNKも既に性能試験で認める方向である/この試験のための検定所的な団体を作りその他のJIS規格も此処で行う検定試験で規格をとり承認を受ける事にすれば良い/この試験は図面と実地試験を課して厳格に行うこと